MK63ブレーキキャリパーを取りつける(平成16年4月改訂)
平成14年04月28日←取り付け完了日
平成14年03月09日
エンジンをパワーアップさせたケンメリだが止まる事に関してはノーマルのままだった。
走る
曲がる
そこまではなんとか出来ているが
止まる
が弱弱しかった。
ケンメリの純正キャリパーを縦グロ、プレジデントで使われている4ポットキャリパーへ交換する。
日産旧車―――箱スカ、ケンメリ、S30Zのブレーキアップとしてはもっともポピュラーなやり方である。
というのも削ったり、溶接したりと言った加工が全く必要無くボルトオンで取りつけ可能だからだ。
九州にある部品取りの縦グロからキャリパーだけをヤフオク経由で譲ってもらい、
オーバーホールキットを手に入れて本日いよいよ分解開始。
ベランダにて作業開始。
外の気温もだいぶ温かくなりイイ感じだ。
これはパッドを外したところ。
日産において既にMK63用のブレーキパッドが製造廃止になっているというのが痛いが、
パッドに関しては社外品や、パッドの張替えと言う方法で対応できるとのコト。
さらにハードウェアキットというやつもパッドの形状さえわかれば入手可能である。
雑誌オートメカニックを読みながら、次なる作業ピストンの取り外しにかかる。
>>キャリパーからピストンを抜き取るにはブレーキホースの接続穴からエア圧(コンプレッサー)を加えるのが簡単確実
・・・・持ってないんですが。
何かで代用できないかと、探した結果PC機器の埃飛ばし(エアダスター)を発見。
ブレーキ穴にあてがってしゅーーーーー。
終了!(涙)
エアダスター程度の圧力でピストン(しかも長年の放置プレイでゴミとかクモの巣とかで固着しまくってる)が動くはずも無く
パッドをばらした時点で作業に行き詰まると言う毎度毎度情けない早漏ぶりである。
失意のままキャリパーをしまって、布団を被る・・・・がその前にダイハツ時代の先輩に相談して見た。
すると、たしかにエアコンプレッサーが一番早いが、なんとブレーキホースを車と繋いだ状態でパッドを外して踏めば取れるとのコト。
ただしブレーキフルードが少々無駄になるが・・・
結局来週、キャリパーのオーバーホールまでやってもらえることになり、また自分の頼りグセを痛感した次第(だったら頼るなよって?)
ケンメリに乗り始めて毎回この調子なので、どこかのイベント会場とかで
「旧車ってのはさぁ・・・・」とか得意げな顔で語ってたら容赦無く
「君何もしてないじゃん」
と突っ込みを入れていただきたい。
平成14年04月28日
前回の作業より1ヶ月以上経過してしまった。
というのも、試験があったために勉強期間などの為にケンメリに構ってられなかったと言う事もあるが、
試験が終わったのでやっと作業開始。先日預けたキャリパーは既にOHを完了し、いつでも取り付けられるとのこと。
先輩の御好意に(毎回)甘えて、会社までやってきた。
天気も良く、エンジンの方もなかなか吹ける感じだ。
以前、キャリパーを預ける時に山手通りをアホみたいに進んだら1時間半以上かかってしまい、酷い目にあったので
今回は多少遠回りになるが環七を使って行く事にした。すると、30分ちょいで到着。次回からはこっちのルートを使うことに決定。
しばらくして、先輩登場。休日なのにわざわざ出向いてもらっていつも申し訳なく思う。思いつつ、お願いしてしまう調子のいい俺。

これは純正キャリパー。
がっちりボルトで固定されており、外すのに一苦労(先輩が)

取り付けボルトだが、左図を見てもらうと解かるように
純正は長く、MK63のは短い。すなわちケンメリ用をそのまま使うと
ボルトが余ってしまうのだ。
かといって、MK63についていた縦グロのボルトだとネジのピッチが合わずにつけることができない。
結局工場内から同径でピッチが同じボルトを探してそれを縦グロボルトの長さに会わせて切断。
↑この方法はお勧めできません。
ブレーキのボルトは硬度の高いものが使用されており、
万が一の場合思わぬトラブルのきっかけになりかねません。
必ずメーカー純正の正しいボルトを使用して取り付けてください。

取り付け完了!
ブレーキの配管も純正を小加工(ちょこっと曲げるだけ)で取り付けOK!
ボルト穴の位置もドンピシャ!さすが!
でも、プレジ用のヤツは穴の位置が若干違うとか・・・不思議です。
ブレーキは重要な保安部品のひとつです。
必ず専門の工場、あるいはそれなりの知識を持った人に立ち会うor
施工してもらってください。
また消耗品(特に小さなピンなどが錆びて劣化している場合)は
それらの新品を用意してからの作業をお勧めします。(当然ですね)
今更ですが、車っていろんな部品の集合体で、足回りのトラブルは
即重大事故につながる場合がほとんどです。
消耗品は必ず交換しましょう。自分で見れる人はいいですが、
車検も安いからとかじゃなくて、しっかりそう言うところを見てくれる
お店にお願いするのがベターかと思われます。
ボルトの問題も解決し、ついにケンメリにMK63が取り付けられた!感無量である。
しかし、ここで先輩の口から意外な言葉が!(ガチンコ風)
「どうする〜?マスタシリンダの方もやっちまうか?」
実は今回MK63を取り付ける段階で、230セドの永田さんのHPにて、”キャリパーとマスタシリンダは別々に付けた方が吉”ということを
読み知り得ていたのだが、生来こらえ性が無く、ついつい
「お願いします!」
と返事をしてしまった。
そんなわけで、急遽ジャパン用のマスタバック、マスタシリンダの取り付けも同時に行うことになった。
しかし、これが非常に苦労を伴う作業だった(注:自分はほとんどなにもしてません)

エンジンの方にあるマスタバック、ブレーキブースターはすぐに外せるのだが、実は室内側のブレーキペダルとくっついてるステーがなかなか外れなかった。
というのも、左のイラストにあるように、ステーとピンが取れないのだ。
最終的にはクラッチペダル、ブレーキペダルの両方を外して外すことに成功したのだが、この間は自分レベルでもできる地道な作業→スパナで少しずつボルトを緩める作業を行なっていた。
その間、先輩はマスタシリンダのオーバーホールを完了していた。
素人とプロの違いを今更ながら感じた次第。

次にいよいよ取り付けだが、アルミステーが少し大きいので
ブースターやマスターシリンダが少し以前より奥になってしまっている。
その為、ケンメリ用のボルトでは届かなくなってしまうので、ジャパン用のステーを加工して使うことに。
アルミを削るより、こちらの方が確実と判断した為だ。
もちろん、判断したのは俺じゃないが(いばるな)
さんざん(先輩が)苦労した結果、ついにジャパン用のブレーキブースター、及びマスタシリンダが装着された。

でかい!
最初は収まるのかと不安になりましたが、なんとか入りました。
マスタシリンダからの配管も少しだけ修正する必要あり。

こちらが元々ついていたケンメリの純正ブースターとマスタシリンダ。
「あ、小っちゃぁい〜(はぁと)」と、言われるとなぜか、心に刺さっていたのですが、もうそんな悪夢ともおさらばです。
しかしながら、つけてみたものの、大変な苦労が(先輩に)あったにも関わらず、今度は効きの問題が発生した。
もちろん、効果は抜群なのだが、エア抜きが完璧で無いのか、それとも配管に穴が空いてるのか・・・
1度目の踏み込みの甘さが以前より増えているのだ。
しかしながら、二度踏みした時のみ有効だが(危)、タイヤをロックさせると言う事をケンメリにおいて初めてやることができた(低速だけど)
やはり、変わってるんだなあ・・・・と思いつつ、まだまだ改善しなければならないことを念頭において、
先輩に厚くお礼を言いつつ、その場を去った。
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