徹底検証!
脳内オーナーT氏
脳内オーナーT氏誕生日スペシャル
年も明けて早2ヶ月が過ぎようとした今日この頃。
コナミより絶版名車シリーズと言うものが発売された。
その中にケンメリが入っており、またもやイタイT氏が某カメラ量販店で目撃された・・・・
「なんだか落ちつかない様子でした」
そう語るのは大手量販カメラ店で警備員をしているAさん(仮名)
T氏とおぼしき男性が店内へ入ってくるなり食玩コーナーへ猛進。
おもむろに上体を動かしながら何かを探している様子。
そう、本日発売のミニカーの食玩である。
「なんかぶつぶつ言ってましたよ・・・オーナーだからとか、ミニカーを押さえるのは当然とか何とかって」
「そしたら陳列箱から取り出して並べて持ち上げたり戻したりし始めたんです」
警備員と言う職業柄不審者に対して警戒の眼差しを向けずに入られないAさん。
Aさんの視線は終始T氏に注がれていたのは言うまでもない。
どうやら重さを手で計っているようだ。
「5分くらいだったかな、やっと選び終わったようでレジに向かうと思ったんです。ところが、急に反転して
トミカのコーナーに行きましたよ。もちろん油断できないので監視は続けましたが・・・」
次第に警備員さんの不信感を募らせる行動のT氏。
その後T氏は商品を3箱手に取りレジへ向かった。
「支払いさえ済ませてくれれば確かに構わないんですが・・・」
と言葉を濁すのはレジ係のBさん。T氏は会計を済ませた後、中身が気になるのかしきりに購入したものを見ていたようだ。
しかし店員さんも慣れた者で
「ああ言う人多いですから」と気持ちの切り替えも素早かった。
話はここでは終わらない。
カメラ量販店の最寄駅である某私鉄にT氏はいた。
駅のホームに向かう途中からやはり挙動不審。
「なんかー、変なおっさんがー、ヨ●バシの袋を覗きこみながらこそこそやっててぇー」
そう語るのは女学生のCさん。
電車待ちをしているときに目の前にT氏らしき人物がイタと言う。
「最初はーなにやってるんだろうーって思ったんですけどォー、そのうちなんか”ウホッ”とか聞こえてきてー
マジキモイー!ヤバイって思った」
T氏はどうやら辛抱たまらず購入した商品を駅で開封してしまったようだ。
もちろん正式に手に入れたものだからどこで開封しようと自由は自由だが、30歳を迎えた分別のある大人が
駅のホームで食玩を開封する姿はいかがなものか。
ましてや小さくガッツポーズとか、的中率100%!と鼻息荒くはしゃぐ姿は日本の未来が明るいものとは思えなくなる。
電車の中ですかさず空いてる席に座ると買ってきた包みを大事そうに抱えて眠りにつくT氏。
その寝顔は満足気で満ち足りたものだったと言う・・・・
なお、この話はフィクションです。実在の人物及び、車とは一切関係がありません。
モデルとおぼしき人物を見かけても「この、脳内野郎!」なんて罵声を浴びせませんように・・・
脳内オーナーT!年末年始スペシャル!
30日
夜勤から帰ってきて眠りにつく。
ケンメリに乗りたい気持ちも無いわけではないがどうも体力的に難しい、というか寝不足での運転は
危険を伴うのでついつい足が遠のいてしまう。
眠りも浅く、すぐに目が覚め夕食後に再度眠りに着こうと床に入るが、寝つけない。
そのうち幾度と無くゲップが出始める。身体もだるい。
風邪でも引いたかと市販の風邪薬を服用して床につく。この時22:30。
23:14 どうにも気分が優れずに、ついに起きあがり便所にて嘔吐を繰り返す。
胃の中のものは消化しきれてなかったのか。一通り終えた後に、口をゆすぎ再び布団へ戻る。
23:32 布団に入るも全身の寒気が納まらず、手足末端が極度に冷えているのが解る。
布団の傍らで再び激しい嘔吐を繰り返す。呼吸が荒くなり、全身がしびれて自由が利かない状況に陥る。
クスリと気合で直そうと試みるも嘔吐は続く。弟にポカリスエットを買ってきてもらいお湯で割ったものを
5分おきに摂取し失われた水分を補給せんと勤める。
23:45 一向に回復しない状況と収まらない全身の震え、痙攣にいよいよ東京消防庁へ救急車の出動を要請。
嘔吐と痙攣は収まらず、手足が全く制御下にない。
31日
0:20 救急隊到着。
下痢も併発している事が判明。全身の痙攣は呼吸過多によるものとのことで、救急隊員より
呼吸を整える事を、深呼吸する事を指示される。
布団から出された拍子に便意を感じそのまま自宅トイレへ。ほとんど水分と化した便しか出ず。
マンションの狭い廊下を車椅子に載せられ1階で待機している救急車へと搬送される。
救急車に搬入後、搬送先の病院を探すも近場の病院は全て手一杯ということが、救急隊員の
会話から推測される。その間に熱を計ったところ39.6度と出た。これでは流石に気合で治せそうにない。
いくつかの病院との連絡の末、駒沢国立病院で受け入れ可能とのこと。
大晦日、けたたましい緊急サイレンを鳴らしながら救急車は出発。
以外とゆれるのは年末の道路故事の影響なのか。
仰向けのまま揺られて駒沢国立病院へ到着。緊急診察室へ運ばれる。
この時既に時間を確認する余裕は無くなっていたので搬入時間は不明。
血液検査の為に注射針を刺されるが腕の感覚が無いために痛みも感じない。
呼吸はさらに増し再び医者より深呼吸を促される。
点滴開始。
点滴開始するも再び嘔吐、痙攣一向に収まらず。
看護士さんが洗面器を持参するも間に合わず病院ベッドの脇へ嘔吐物をぶちまける。
水を含んで唇をぬらす。決して飲みこまない。
横になり当直の医者が眼球にペンライトを当て目の瞳孔を調べる。まるで病人だ。
朦朧とする意識の中、睡魔が襲う。目をつぶるとしきりに医者に起こされる。
もう眠いんだ。寝かせてくれ。
そう思ってはいるが口には出せない。医者は次々と質問をしてきて、手を動かせるかを試される。
そのうち腸が収縮されるような感覚に再び襲われ便意を催す。
車椅子に揺られて点滴を引きずり障害者用のトイレへ運ばれる。
ここでも出るのは液体ばかりだ。手の自由が効かない為に自分で下の処理ができない。
恥を忍んで看護士さんにお願いをする。しかしココでアクシデント。自動扉が外から開けられないとのこと。
中から開けられないかとのことだが痙攣状態で便座に鎮座している自分は身動きも取れずどうする事もできない。
わずか30cm前方に開閉ボタンがあるのだが、そこまでですら体が動かないのだ。
やっとのことで扉が開き事無きを得る。
再びベッドに戻るも容態は変わらず。
嘔吐はおさまった、というよりはもはや胃の中が空になったのだろう。
口の中の酸味を消すために口をゆすぐ。病院の水道水だろうかどこと無く薬品ぽい感じだ。
混濁の中2本目の点滴に付け替えられた。
廊下では母と弟が待っているのであろう。先ほどのトイレに行く際にこちらを見ていた気がする。
そのうち診察室に医者に招かれ入ってきた。どうやら病状を説明してるらしい。
その話し声はもちろん、朦朧としていたがこちらにも聞こえてきた。
『風邪です。』
風邪?
それにしてはスケールがデカイ。血液検査の結果も問題無く、吐き気、下痢など今年の感冒と
症状が一致する。
その後再び睡魔に襲われ一眠り。今度は起こされる事も無く眠りについた。
手足の痙攣も和らぎなんとか動かせるようになった。
明け方4時を回った頃だろうか。点滴も外され医者から帰るように促される。
タクシーが常時待機しているので足の心配はない。
母が清算を行っている間に3回以上トイレへ。下痢はまだ収まらない。
なんとかタクシーに乗りこみ家に着く。
先ほどの嘔吐物は家で待機していた父と叔父によって綺麗に片付けられていた。
再び床に入り眠りにつく。
慌しい年末の一日・・・・・そして、目が覚めれば仕事へ向かわねばならない。
容態が回復する事を願いつつ眠りに落ちた。
ライバル出現!?
さわやかな秋晴れの10月某日、ある地方都市の教習所にて旧車のイベントが行われた。
イベント会場には様々な旧車が入り乱れ穏やかな気候とあいまって実に和やかなムードである。
そんな和やかムードをぶち壊すかのように彼は登場した。
「ここここ、これはケンメリですね!
なるほどこれはGT-Rなんだ!」
そう叫んでいたのはT氏ではなかった。
中学生くらいの少年が様々な旧車に近づいては触ったり身体を乗り出して中を覗きこんだり
動いてる車両であるにも関わらずアプローチを手当たり次第にかけていた。
季節の変わり目とは言えちょっとびっくり。
この日は旧車フェスティバルなのでエントリーとして一定の敷地内に旧車を並べている人達もいたので
話を聞いてみた。
「なんかカタログとか仲間内で見てたら彼が突然やってきてカタログを勝手に手に取り一方的に車の解説を始めるんです」
そんな態度に思わず叱責したというあるオーナー。しかしその声は全く届いておらずあちこちで物議を醸し出していた。
彼が登場すると途端に身を隠すオーナーさんもいたとか。
むむ、これは強敵だ。
他にもR仕様になっているあるケンメリを見て
「Rじゃない・・・Rじゃない・・・Rじゃない・・・Rじゃない・・・」
とずーっとぶつぶつ言ってる小学生くらいの子供とか
ボンネットが開いてるケンメリを発見して小走りに近づいてきてL型エンジンであることを確認すると
違う違うと言ったジェスチャーをして仲間の所へ戻っていった失礼なジジイなどHOTな人達は盛りだくさん。
GTR厨(スカイラインはGTR以外興味が無いと言う視野の狭いかわいそうな人)に年齢は関係無いことを実感。
T氏も負けてられないと心に誓うのであった(誓うなよ)
なお、この話はフィクションです。実在の人物及び、車とは一切関係がありません。
モデルとおぼしき人物を見かけても「この、脳内野郎!」なんて罵声を浴びせませんように・・・
春の陽気に誘われて
春先というのは気候が変わり、脳内の活動が活発になる時期でもある。
そんな活発振りが群馬県の某所にて見うけることができた。場所は群馬県の伊香保自動車博物館である。
「なんか叫び声が聞こえたんですよ」
駐車場での出来事だ。
看板を見るなり奇声と共に駆け寄っていく男の姿が確認された。
「なんか、ケンメリだーとかなんとかって・・・珍しい車なんですか?」
そう語るAさんが男の奇行を収めた一枚が左の写真である。
看板の一部を熱心に撮影した後、満足気にこちらに戻ってきた。
駐車場の誘導係の男性も
「今日は暑いからね〜」
と意味ありげなコメントをしていた。
館内に入っても彼の姿は目に付いた。
「なんか、すごい険しい顔してるんですよ。」
そう話すのは射的コーナーの係りの女性である。
和気藹々とする中、一人だけぶつぶつ言いながら銃を
構える男の姿が。
「スイス銀行の口座がどうとか、依頼人とは2度と会わないとか
ぶつぶつ言ってましたよ。気持ち悪い。」
奥の鉄人28号を狙っていたようだが、あきらめて
ドラえもんの貯金箱とポンプで跳ねるカエルを手に入れ
ご満悦で去っていった。
ホッとする辺り一同。
「あの手の人は怒らせるとコワイですからね」
同建物の3階にはこうした絶版スポーツカーが展示されていた。
人だかりが多く、かの男性の姿も見うけられた。
「ぼ、僕ケンメリ大好きなんですぅ」と誰に言うでもなく
左のケンメリの周りをかなりの時間うろうろしていた。
「なんか、ホイールの写真を撮って喜んでましたよ。
大事な展示車ですから傷つけられるのではとひやひやしました」
そう語るのは3階の係員の女性である。
フロアに入ってきたときから既にロックオン状態で警戒される
件の男性。
「鉄っちんホイール萌え〜!!」
館内に響く奇声。
そろそろ屈曲な警備員が現れても不思議でない。
さらに彼の奇行はここに極まる。
「こ、こ、こ、これわぁーーーーっ!」
彼は走叫ぶと一目散に駆け寄っていった。
思わず騒然となる周囲の人々。
「なんか、車検証見て、ウホッ!!とか言ってましたよ?」
車検証で発情するのは後にも先にもこいつだけだろう。
周囲から人がいなくなり独自の世界の中で目くるめく
官能の世界(車検証一枚で)
ドクターの待機を促したい。
お土産コーナーで、再び彼の奇声を聞くことになった。
博物館の看板に書かれた車種がそれぞれパネルになっていたのだが
ケンメリだけがおいてなかった。
棚には一つだけ空いてるスペースがあり、そこにケンメリがあったと
推測されるのだが売りきれていたのかその姿はなかった。
「な、なんでケンメリだけないんだよぅ・・・」
ケンメリが好きと公言していたかの男性はレジのお姉タン(美人)に
ぼそぼそと話し掛けていった。
身の危険を感じたのか、お姉タン(美人)は慌てて倉庫に入り
新たにケンメリのイラスト画を補充してくれた。
怪しい笑みを浮かべてそれを手にしてレジに向かう男性。
しかし先ほどのお姉タン(美人)は別のところに行ってしまい、
普通のお姉さん(普通)がレジをすることに。
しかしケンメリのイラストが手に入ったので問題なし。
(おまえは問題ありだろうが)
暖かい春先の休日を例によって騒がせたT。彼の奇行は続く・・・
なお、この話はフィクションです。実在の人物及び、車とは一切関係がありません。
モデルとおぼしき人物を見かけても「この、脳内野郎!」なんて罵声を浴びせませんように・・・
T氏再び現る!
先日、日産座間工場内で行われたイベントにT氏と思しき人物の姿が目撃されたとの情報が入った。
ケンメリできたのかと思いきや、やはりR33で登場。
「ぼ、ボク、ケンメリが大好きなんです!」
赤いジャパン2000TI−ESに乗るY氏は隣に停めたT氏よりこう話しかけられた。
また主催のDATSUNクラブより招待されてきていたおなじみ極上ケンメリオーナーS氏。
場内パレードの際になぜかTを後部座席に乗せて走る事に。
「なんか、後ろから・・・ぶっつぶつ聞こえるんです。
リヤシートハァハァとか、愚民ども道を空けろとか。正直・・・おかしいですよね?」
今回も周囲の迷惑顧みず、一人暴走気味のT氏。その暴走っぷりを象徴する一枚の写真を入手する事ができた。

・・・かれは一体何をしているのだろう?
写真を撮影したY氏は語る。
「なんか、挙動不審なんですよ。記念庫に入ったときから・・発情期の犬みたいに舌を出してハァハァ言ってましたよ。
DATSUNクラブの人からもマークされてたみたいです。オレンジ君に気を付けろって(笑)」
上記の写真について聞いてみた。
「なんか、赤いケンメリを見つけた途端に、”こ、こ、こ、これわぁーーーーっ”とか叫びながら駆け寄って行きましたよ?
奇声が聞こえたのでなんだろうと思ってたら車に近づいて・・・・いや、やっぱり思い出したくないです。写真で判断してください」
言葉を濁すY氏。一体・・・?
写真を見るとTが赤ケンメリに限りなく接近しているのがわかる。しかも姿勢が前かがみだ。
別の目撃者は語る。
「なんか、ケンメリの近くで前かがみになって・・・ポケットに手を入れたと思ったら急にもぞもぞし始めたんです!
なにやってやがるんだこいつは!?
って思いましたよ。でも、携帯電話を取ろうとして引っかかってただけ見たいですけど・・・たぶん。」
今回も数々の珍業が報告されているT氏。おりしもこの日は久しぶりの真夏日だった。
彼の行為が暑さのせいであったと信じたい。
なお、この話はフィクションです。実在の人物及び、車とは一切関係がありません。
モデルとおぼしき人物を見かけても「この、脳内野郎!」なんて罵声を浴びせませんように・・・
今月某日、Tと思われる人物を目撃したとの情報があった。
その情報筋から入手した写真を見ると明らかにTと見られる人物が常識を逸脱した行為を行っているのが確認できた。
いきなりだが、彼は一体何をやっているのか!?
エンブレム泥棒か?それとも車に傷をつける不埒な輩なのか?
どうやら、エンブレムに塗料がはみ出たのが気に入らなく、カッターで削っているところであることが情報筋より確認できた。
本人のプライバシー保護のために目を隠してあるが、この目はヤヴァイ。
これはとあるドライブインで観光客が偶然撮影したものである。
彼は一体ナニを撮っているんだろうか?
「いきなり、車に近づいて言ったかと思ったら急に倒れたんです。
あれ?
って思ったら実はカメラを構えていて・・・」
当時現場にいた報告者は困惑気味にこう答えた。
この体の捻りっぷり、運動不足を如実に物語っている。
一体彼は何がしたいのか?
そして、どこを撮っていると言うのか。ホイールか?それともケンメリを盾にして違うものでも撮っているのか?
まるで堂々と逆さ撮りに挑戦する田代ま○しである。
何気ないドライブインが一瞬のうちに怪しい撮影会場となっていった。
彼のブローンスタイル(伏せ)はまだまだ続く。
そのファインダーの先にはイラク兵でもいるのか?
そのローアングルで彼は何がしたいのか。
全くもって理解に苦しむ。
Tの前からの映像も入手した。
見上げるように、イヤらしい目つきで下回りを覗きこむ姿は職質ものだ。
さらに前回のレポート時とズボンが一緒と言う点も見逃せない。
彼にはおしゃれとか洋服に気を使うと言う意識が欠如しているように思える。
だから◎∀。♀|※¥にげ(☆><。......(NO CARRIER)
接続を確立できません。
ネットワークに精神的な障害が発生しております。
今回のレポートにより、Tは一応ケンメリを持っていることが判明した。しかし、彼がこれをどのように維持していくか興味のあるところである。
納車早々にJAFを呼ぶようなことにならないことを祈るばかりである。
なお、この話はフィクションです。実在の人物及び、車とは一切関係がありません。
モデルとおぼしき人物を見かけても「この、脳内野郎!」なんて罵声を浴びせませんように・・・
旧車イベントにかなりの確立で現れるT氏(仮称 以下 Tと表記)
今回はそんな彼の実情に迫ってみたい。
彼は自称ケンメリ乗り。だがしかし、ここ数ヶ月のイベントにおいて、彼がケンメリを乗っている姿は目撃されていない。
もっぱら親の所有と思われるR33セダンで登場しているようだ。
果たして彼は本当にケンメリに乗っているのだろうか?
「旧車のイベントに行くと、いつもうちのケンメリの周りをうろうろしてるんです」
そう語るのは極上のケンメリを所有するS氏だった。
氏のケンメリは余りに有名で、銀座の日産ギャラリーに展示されたこともある。当然ギャラリーにもTの姿はあった。
「なんか・・・展示してあるケンメリを嘗め回すように見てましたよ?で、こっちと目が合ったら鼻息荒く近づいてきて
カ、カタログください(´Д`;)ハァハァ
なんて言うんですよ。まあ、私どもも商売ですから笑顔でお渡しするんですけど・・その時手を握られそうになって・・・
あ、あと遠くから写真も撮られました」
困惑気味に答えるのは日産ギャラリーの受付嬢Iさん(仮名)。皆さんかなり美しい方ばかりだ。
そんな彼が先日行われた西部ミーティングに現れたとの情報が入った。
ある参加者が偶然撮った1枚である。
左の誘導棒を持った男がTと思われる。
また、右に映ったO本氏が彼と話したことを語ってくれた。
「なんか、ケンメリが好きみたいで、乗せてくれってしつこいんです。丁度お開きで駐車場も空いてきたし、他の人にも乗せたりしてた手前断りにくかったんで、ついOKしちゃいました。そしたら・・・なんていうのかな、ぎこちないんですよ。運転が。
なんかニヤニヤしながら
”8ヶ月ぶりだ〜”とか
”こ、この7連メーターが・・・”とか
ぶつぶつしゃべってるんですけど・・・恐いですよね(笑)
で、駐車場一周するのも一苦労っていうか、やっぱ変なんですよ。
最後の車庫入れでもエンストしてましたしね(笑)
そこでも、
”ハンドルが渋いな”なんて言訳してるんです。もうね、アホかと。馬鹿かと。」
これは、Tが持参したと見られる写真である。この写真が置いてあったのは黒の2ドアジャパン。
この日Tはこのジャパンに乗ってきたのであろうか。偶然近くにこの車のオーナーYさんがいたので話しを聞くことができた。
「なんか、メールが着たんですよ。私は旧車が好きで欲しいけどどうしたらいいかって。
で、こういうイベントがあるけどって教えたら参加資格のある車に乗ってないって・・
ついつい乗せていきましょうか?って言ったんです。そしたら待ち合わせ場所にはR33スカイラインで来たんですよ。聞いたら親の車だって・・・・。
”い、いつかほ、ほ、本物のケンメリをか、買うんです!”って・・・。ケンメリに偽も本物も無いのにねぇ。
この写真?ああ、なんか置かせてくれって言うんでOKしました。どうもどこかで撮った
ケンメリの写真みたいですけど・・・綺麗に撮れてましたヨ。」
写真を置くことで自分もケンメリで参加してるんだ、と脳内変換が行われたのだろうか?
さらに、Tをよく知るYさんは次のように語ってくれた。
「ケンメリを持ってるらしいけど・・・なんか、青島とか、フジミとかって単語が一緒に出てくるんです。
”バーフェンが付いてるのに、グリルや内装はGTのままじゃないかっ!無駄に金型改修なんかして!”なんて憤慨してることもありました。
よくよく聞いたらミニカーのことだったんですけどね(苦笑)
結構ミニカーは持ってるみたいですよ?でも、なんていうか、ネットオークションですか?ああいうところで結構いい値段のを買ってるみたいで・・・
ケンメリが欲しいならその分貯金すれば・・って余計なお世話かな(笑)
あと、レッドパークさんで赤いジャパンのミニカーが発売されたんですよ。そしたらうちのジャパンを同じ色に塗れってしつこくて・・・
”ボクがジャパン買ったら絶対朱色にゴールドラインの寿カラーです!”なんて言ってるんですけど、
君ケンメリ乗ってるんじゃないの?って感じです。」
西部ミーティングでもケンメリは数台だが参加していた。
その中の極上の部類に入るケンメリデラックスのオーナーK氏もまたTの被害者の一人であった。
「開口一番、
”こ、こ、これは、レストア済みですか!?4気筒ショートノーズハァハァ”
とか言われたんです。だいぶ興奮してたみたいですよ?あ、車自体はノンレストアです。
後ろの席に座らせてくれって言うんで、座らせたら・・・なんか挙動不審なんですよ。
まあ、珍しがってくれるのは悪い気はしませんがね。でも6連テールレンズでご飯3杯はイケるっていうのは意味不明だったなあ」
Tの大学時代の友人に確認を取ったところ、青梅の山奥の解体屋で、放置してあるヨンメリを見ながら弁当を食べるTの行動が確認されている(実話)
そんな彼なら車をおかずに飯を食うなどまさしく日常茶飯事なのかもしれない。
くれぐれも夜のおかずでないことを祈りたい。
これが件の6連テールである。
4気筒車のセダンは全てこのテールレンズが付けられていた。
余談ではあるがR31までの4気筒車はすべて○テールでなく、角テールになっている。
さらに薀蓄を述べると、リフレクターが小判型でなく四角いものが付いている点も注目したい。これは昭和48年〜49年中ごろまでの、初期に生産されたケンメリにしか付いていないものである。ケンメリGTRももちろんこれと同じである。
現在日産で頼むと出てくるものは全て小判型であり、四角いものは入手の困難でな部品の一つである。
車をおかずに飯を食べる人間なんているのだろうか?しかし、我々はこの後衝撃的なシーンを目撃した!
なんと食べていた!
噂は真実だった!
目前の旧車を眺めながらイカ入りヤキソバを食べるT。
さぞかしおいしかろう。
今回のイベントでTの人物像がおぼろげに見えてきたといえよう。
ケンメリが好きなだけで、他には特に害は無いようであるが時折ケンメリしか見えなくなり暴走してしまうことがあるようだ。
彼がミニカーや、親のR33でなく、自分のケンメリでイベントに現れたときは
暖かく見守ってやりたい。
(※参考画像、本文とは関係ありません)
なお、この話はフィクションです。実在の人物及び、車とは一切関係がありません。
モデルとおぼしき人物を見かけても「この、脳内野郎!」なんて罵声を浴びせませんように・・・
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