ケンメリレポート
〜before ownner〜
94年09月 免許取得
94年11月 R33スカイラインGTSが家の車として納車
95年03月 ひょんな事から選挙活動の手伝いをすることに。青梅の山中を歩いて遊説活動の途中で一件の解体屋を発見。そこに置かれていた一台の車。
「これが・・・スカイライン!?」
今から推測するに、2000GTX 5MT 前期型。長年放置されているものの、錆等は少なく、まだ走れそうな雰囲気は素人な俺にも解る。
話しを聞くと7年前にここに運ばれてきたこと、運ばれてきたときは自走してきたこと、これを100万円出して買いたい、と言う人がいるなど、そこのおかみは吹っかけてきやがった。おやじの方は「30万円で譲る」と言った。
この日からしばらく、ケンメリを見ながら飯を喰うという訳の分からんことを繰り返す。しかし、ある日ケンメリは消えていた。その時、同行していた友人は「さっき白い車がレッカーで運ばれていったぞ」。それだ。
数日後、古本屋に行ったときノスヒロを手にする。旧車目的ではなく、スカイラインと書かれた記事に興味があった。箱のセダンのGTRが載っていたが、たいして気にとめなくページをめくっていく。ある旧車ショップのページで手が止まった。
「スカイラインGT・・R・・・ケンメリ?」
あの日見た車の2ドアバージョン、しかもオーバーフェンダーで武装されたその車の写真を見たときから、寝ても覚めても離れない。
この日、この瞬間、ケンメリとの出会いを果たした。
98年03月
あれから3年の月日が経った。学生だった俺も社会人となり、ケンメリに関する表面的な知識は既に雑誌、書籍より習得していた。
学生時代に、昼も夜もバイトしたり、ケンメリを買うためにストイック(言い換えればドケチ貧乏な)生活を送ったりしたが、なかなか金が貯まらない。
社会人になっても、けちけち生活は続く。そのけちのおかげで、車を、ケンメリを買うメドがついに立った。
ノスヒロを眺めて、あるショップの長期掲載車に目をつける。
連絡を取り、現物を見る。完璧ではないが、購入後に理想に近づけていくことは難しくなさそうだ。
そして、98年7月―。
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