ケンメリレポート00年1月
31日
ゴメンナサイ。ストラトスのビデオ(7140円)買いました。
ええ、だってMrクラフトのお姉さんが
「クレジットカード使えますよ〜♪」
なんて言うから・・・・・・
30日
「んー、明日中には連絡できると思うよ〜」
といわれた次の日、そう明日は今日だ(なんのこっちゃ)
今日は会社で一人出勤の日だ。案の定一人身なので忙しくなる。お客の流れが納まり、そろそろ店を閉めようとシャッターのスイッチを押す。
モーターが動いて、シャッターが閉まりかけていく中、おもむろに修理先のHさんに連絡を入れてみる。
「あー、大丈夫だよ〜」
よしっ!
早足で駅に向かう。先週とは売って変わってどきどきするどころか座れたことを幸いにいびき掻きながら寝ていった
ストラトスに浮かれる気持ちの現れか?緊張感の無さが自分でも身にしみる。
駅から例によってバスで工場へ向かう。
バスに乗り込み、ひたすら外を眺める。バスが動き始めて程なく携帯電話が震えた。
Hさんだ。
も、もしや・・・・・(汗)
先週のイヤ〜な思い出が蘇る。恐る恐る電話に出てみると、
「今どこ?」
「ば、バスの中っす」
「あ、そうなんだ、いや、なんなら試運転がてら迎えに行ってあげようと思って」
試運転!?生きてる!(謎)動いてる!
今度こそ大丈夫だ。いきなり上がるボルテージ。バスを降りて工場に近づいて行くと、懐かしいにおいがした。
そう、あのガス臭いにおいだ(笑)
それと、聞きなれているはずのL型の排気音。
入り口のすぐ近くにケンメリがいた。
キャブの調整をしているHさんに挨拶して、ケンメリに近づく。昨日入手したオルタネーターは問題無く動いていた。
一通りの調整が終わり、軽く試運転。工場を出て軽くアクセルを踏んでみる。
「?」
なんだか、あんまり変わった実感が無い(本当)いや、ストラトスにかまけているからではないですよ。
しかし、アイドリングのばらつきは無くなっているが、前にもましてうるさいエンジンになっていた。
加えて1000〜1500回転でクラッチをつないでいたのだが、今度は回転をもう少し上げなければ駄目なようだ。
信号があるためになかなか踏みこめない。ただし、回転計の動き方が滑らかだ。前よりバックファイヤも少ない(気がする)
ガソリンが無いようなので早速給油。GSに入れると店員さんがやはり話し掛けてきた。こういった体験もずいぶん久しかったせいか
妙に新鮮だ。
再び工場に戻る。とりあえずはしばらく走って様子をみて、さらに煮詰めて行くと共に、足回りに関して面白い情報が。








左フロントのアームのところのブッシュが無くなってるよ。
くわえてアームもがたつきが・・・・

しかし、こいつは次回入庫時にでも一緒に直すことに。
Hさんにお礼を述べて、ケンメリのシートに見を沈める。サベルトの四点式シートベルトをしめ、アクセルをあおる。重いクラッチも久しぶり。ゆっくりとぎこちなく動き始めるケンメリ。帰り道ギヤの入れ具合を確認しながら家に帰る。
2ヶ月ぶりのケンメリ。誰かに見せたい。そんな衝動に駆られてかつてミゼットに(無理やり?)乗ってくれた人に今度も乗ってもらった。
復活したケンメリで、夜の街を走る。
みんなが振りかえる。
うるさいから(爆)
しばらくして、解散して家に帰る途中、もう一人中学の時分の知人に見せびらすためそいつを呼び出した。
そいつは初めて見るケンメリをみて、「うわーすごいー、これあんあたの?」とのたまう。
うむ、いいリアクションだ。
「ふーん、マーク2みたいだねー」
んが?ま、ま、まーくつうう?
あまつさえ、重ステと言うことを知ってか知らずか、転回に四苦八苦する姿を見て一言、









「あんた私よりチカラないんじゃないの?」
さらに
「これだったら私でも簡単に運転できるよ」






・・・・・・・・・・このズベタがぁ!

復帰の感動もすでに台無し。この後とっとと帰った。
29日
先日、最後の最後で駄目になってしまった部品「オルタネータ」を入手すべく某所に置いてある解体車の元へ向かう。もちろんミゼットで。金がないのに高速道路(1050円)に乗ってしまう。
オルタネーターをなんとか剥ぎ取り、食事をとる。金がないのにえび天丼セット(980円)
を食らう。
一連の作業が終え、さて帰ろうかというところに、同行していただいて某T氏がトイザラスに行くとのこと。
「・・・僕も行きます」
一刻も早くオルタをケンメリの入院先に届ける任務があるのだが・・・つい。
そこで、うっかり買ってしまったもの。
ランドストライクス(ランチアストラトス)のチョロQ(400円)
ケンメリGTRミニカー(2500円)
買えなかったけど悩んだもの
ランチアストラトスミニカー(4000円)
店を出て解散。
今度は高速を使わずに帰っているのだが、ガソリンが心もとない。
金はないが、こればかりは仕方がない。
レギュラー満タン(2040円)
とろとろ帰るついでにMrクラフトに立ち寄る。
そこでうっかり買ってしまったもの。
ランチアストラトスのビデオ(3000円)
ランチアストラトスのメタルキット(3000円)
ランチアストラトス用に買った塗料(120円)
ランチアストラトス用に買った部品(600円)
金が無えんじゃないのかよ!>俺
欲望にめっきり弱い自分にあきれ返る。
後日、同行したT氏が
「実車のケンメリにお金をかけるどころか、ミニカー、しかもケンメリじゃないやつをあんなに買うとは・・・。そのくせお金が無いとか自分では言ってるんですから。全く困ったものですね」と言ったかどうかは定かではない(民明書房刊:ケンメリレポート番外編より)
ランチアに浮気心フルチャージ、浮かれ気分でオルタを入院先へ持っていく。
これが生きていれば・・・・・
「んー、明日中には連絡できると思うよ〜」
あっけないほどのお返事。
今度こそ本当に一段落なんだろうか。また、駄目だった・・・というオチの恐怖が拭い切れない。とか思ってみたりしても、実はストラトスビデオに興味津々。
明日ははたして、どうなることやら・・・・・
22日
話は3日ほど前にさかのぼる。
ケンメリを預けてはや2ヶ月。さまざまな部品を買い足し、数々のトラブルを乗り越え、やっとケンメリが手元に帰ってくるめぼしがついた。
修理先の方に連絡を入れると今週の土曜日には上がるとのこと。
一日、一日を踏みしめるように、(いや、実際は浮かれたまんまのらりくらりと)過ごしていった。
そして約束の土曜日。仕事が長引き約束の時間を大幅に遅れてしまっていたが、ケンメリの入院先へと電車に揺られていた。
実のところ、2ヶ月の間に数回恋しくなったくらいで、後はミゼットにかまけていたのが事実だが、いざ再び手元に戻ってくるとなるとなぜか緊張する。前に電装系のトラブルで入院した時のことを思い出しつつ電車の窓から見える景色を見ていた。
駅が近づいてくるたびに胸の鼓動が増すような感じ。なんだか、これからデートでもするような心持。オーバーホールされたL20改エンジンも気になるが、なによりケンメリに乗れることが嬉しかった。ダッツンコンペハンドル、着座位置の高いセミバケ、GTXエンブレム、換えて間もないアルミメーターパネルなどが思い出のように頭に浮かぶ。
そうこうしている間に駅に到着。そこからバスで10分ほど揺られて行くのだが遅い時間のためか本数が少なくしばし停留所で待つことに。さほど開けてない駅前のバスロータリー、ファーストフードも早々と店じまいし、タクシーが客待ちで並んでいる。時折誰かを迎えに来るマイカーが来ては去って行き、そんな繰り返しをいすに座って眺めている。先ほどまでの興奮はいつのまにか収まっていた。
バスを待つこと20分、突然携帯が鳴った。修理先からである。冷静だったココロが一気にヒート。電話を耳にあてる。





「大変なことが起きた」
出た。ケンメリが入院して二日目に聞いた第一声である。さらに、その後何度も耳にして数々の部品を取り換えた。復活を目前にして起きてしまったトラブルはオルタネーターの不調だった。エンジンを載せたはいいが、発電しないのでは話にならない。
焦る気持ちを抱きつつバスに乗り込む。しかし、しばらくするうちになぜか、先ほどとは逆では有るが冷静になっていった。3人しか乗ってないバスの車内、アナウンスの声に降りますボタンを押して目的地に到着。暗い会社の工場の一角だけが明るい。そこへ早足で行くと見慣れた懐かしいケンメリがそこにいた。
そして、そこの傍らでは、底冷えの寒さの中オルタネーターをばらしてくれているHさんがいた。エンジンが載り、洗車までしてもらいしずくがまだ垂れているケンメリ。暗い工場の一角で唯一ライとアップされているケンメリ。しかし、動けない。
黙々と作業をしていただいてる傍らで、何もできずにただ、見守るだけの俺。歯がゆい。それでも、久しぶりのケンメリを前にとりあえずドアを空けてみたり、トランクを空けてみたりしてスキンシップを図る。ばらしたオルタを再びくみ上げ再度装着。淡い祈りを込めてエンジン始動。ラジオの音が聞こえていた工場内にL20改の咆哮が響く。祈る気持ちでアンメーターを覗く。
「・・・・・駄目だ」
かつてはすぐに+方向に動いた針はマイナスを指したまま。今一度オルタをバラす。その際に配線が一本切れていることが発覚。原因はこれだったのか?配線をつなぎなおし、今度こそとキーを捻る。バッテリーの電力でエンジンは唸るが、やはり発電はされていない。
Hさんは7時に約束があったにも関わらず時計を見ればすでに12時近く。申し訳ない気持ちで一杯である。しかもこの寒さの中の作業。とりあえずは、保留と言うことで落ち着いた。



それから20分後、私は3速にギヤを入れて他県ナンバーの低速ワゴン車をぶち抜いた。
「3、4速・・・・駄目だ。」
深夜といえども信号はあるし、車も多数走っている。いきなり止まるタクシーをかわし、法定速度以下で安全走行中の女性ドライバーをパスして走っていた。
「久しぶりのギヤ車か・・・・」
軽快に走りながら会社を目指す。そう、家じゃない。そう、ケンメリじゃない、
これは代車のミラだ!
バスの時間が結局無くなってしまったので、代車を借りて会社に行きそこからミゼットで家に帰ることに。
会社のシャッターを閉め鍵を取り出そうとポケットを探るとなにかが入っている。そうだ、ケンメリで帰りに聞こうと思っていた椎名林檎のMDだ。しかし、ケンメリで聞けずに、いつも通りミゼットで聞きながら帰った。
「なんだか、重なるなあ」
誰もが通る旧車道。財政難が続いてるだけになんだか弱り目に祟り目のマイナス思考。
とりあえずオルタネーターを調達してこなければ・・・・。
15日
暇なのでこんなものを作りました。
12日
某MLにてもらした言葉
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さて、新年の挨拶もおろそかにしている
とね@ケンメリ禁断症状2ヶ月、です。

ケンメリに乗れなくなってはや2ヶ月。
2番シリンダーのバルブ関係の部品が破損しているだけと
思っていた我がL型エンジンですが実は芋づる式に不良個所が
発見されていたのでした。

エンジンを開けてびっくり、
78度の加工カム、2,○にボアアップされているシリンダーは小さな穴が空い
ていて 寿命間近、しかもエンジンブロックはEGI用のL20、使用されているピストンはRB用、ガスケットや、RB用のピストンリングを
買い揃えたり、中古の部品を長野県まで買いに行ってもらったりと、乗れない時
間が 過ぎる中、自分がケンメリに乗っていることを忘れてしまう錯覚に陥ることも
多々有りました。

ふと読んだノスヒロの、
ケンメリR仕様仕上げ済み、エンジンOH済み、ブレーキ強化、R部品多数仕様
などという広告に心動く日々。
「ああ、最初から仕上げ済みのものを買ったほうが良かったのかな」
とか、
「所詮ケンメリはエンジンすら開けてもらえぬ、日陰のものか」
などと、世をすねる日々も有りました。

主のいない駐車場には時折ミゼットが泊まるだけで、なにもないところにお金を
払う虚しさ。

本日、休み空け会社に行って聞いた話は
「部品がまた駄目なのがあったので、注文したらしい」

雪達磨式に膨らむ部品代。工賃がタダみたいなものなのではあるが・・・・
旧車に手がかかりすぎて維持ができなくなって行った先達の話が頭をよぎる。

いつもの残業を終えて、コンビニで飯を買って、交差点で信号待ち。
図太い排気音が聞こえたのでふと、顔を上げると白いR32GTRがUターン待
ち。
白く磨かれたボディと、ワタナベホイールを参考にして作られたR32純正ホ
イールが鈍く光る。
信号が変わり、流れが止まったところで、くるりと回って4つのテールランプを
暗がりに光らせながら走り去って行った。

横断歩道の上から静かに見つめる俺。

「・・・・やっぱりケンメリのほうがいいや」

ケンメリを買おうとココロに決めて、挫折しそうになるとモノホンのケンメリが
目前に
現れて決意を新たにしたことは過去に何度か会ったが、R32で触発されたのは
初めてだった。

でも、好きだけじゃやって行けないこともあるんだな、と痛感した旧車2年生で
した(^^;
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