ケンメリレポート '01年10月
相模湖スカイラインミーティング会場編
高速道路を降りてそのまま国道20号を走り相模湖へ到着。
入り口で2000円を払い、中へと進む。前の車に続いて駐車場へ入っていく。
ああ、2年ぶりくらいかな?ちょっとだけ懐かしさがこみ上げる。
駐車場に入ったところでこちらを見ている人に気づく。
「ああ、やっぱりケンメリは目立つのかなあ」などと勘違いしてる自分が非常に間抜け。
見ている人は次第にこちらに近づいてきて、話しかけてきた。
「お久しぶりです〜・・」
・・・あ!S村さん!?
そう、去年リヤのホイールを交換した箱RのS村さんだった。既にS村さんの車は奥のほうに停めてあった。挨拶をしつつ、車を停める。
車から降りて、お話ししようとしたらまた違う人に話しかけられた。
「500円になります。」
はあ!?
事態が全く飲み込めない。何ゆえいきなり金銭を要求されるのだ?
で、よく見ると(見なくても)ここはなんとコンテスト参加者の駐車場だった。(参加費が500円でした)そういえば以前来た時はもう一段上のところに停めたような・・・・(^^;
慌ててその場を逃げる様に出て行く俺。別に金が惜しいわけじゃない。所持金は2000円未満だったけど違う!
あんな洗車もろくにしてないドキュソ号がコンテストに出るなんておこがましくて辞退させていただいた。
ここに宣言しよう!来年オールペンしたら戻ってくるぞ!・・・と。(その前にオールペンやれるだけの金が残ればの話)
車を停めてまずは中段のコンテスト参加車両を見学。以前来た時に輪を増してローレルウィンカーやツリ目仕様、ワークスフェンダー、ロングノーズ(ボンネット)などが目白押し。その間をぬってモノ本ケンメリRなどが鎮座しているからたまらない。
岡谷や水海道では決して見られない車(スカイライン)が見れてなかなか楽しめる。
フリマも出ていたので軽く1週。するとケンメリのシフトカバーリム(ブーツの周りを停めるメッキのリム)を発見!値段は?千円!買った!
と品物をもらおうとしたが、
「悪いね〜兄ちゃん。これもう先約済みだった」
ぐはっ(爆)
いきなり先制パンチ。良いものは早めに無くなると言うフリマの常識を肌で感じつつ、他の店を回る。
しかし途中から雨足が強くなりだんだんフリマ所では無くなってきた。
傘を差しながら会場をうろうろ。やはり10月下旬ともなると少々寒い。
しばらくして先ほどお会いしたS村さんと再び対面。二言三言談笑するうち、ダッツンバケットに座らせていただく―――というより、箱スカのコックピットに座らせてもらえることになった。未だかつて経験したこと無い箱スカからの視界(助手席は体験済みですが)。お隣に奥様もいらっしゃるのにこんなワガママな願いを聞いていただき恐縮。さらにはS村さんの御知り合いの方の箱スカ(こちらもダッツンバケット)にも座ることが出来た。
二つのバケットを比べて、実は片方はあんこ抜き(シートのクッションを抜いてある状態)ということを教えてもらい、かつ生地の柄の違いなどマニアックな部分までご教授頂いた。毎度毎度思うのだがこういった小さなお話しが1つでも聞ければ非常に有意義な時間が過ごせたと思う。
雨足が激しさを増す頃、2台の箱スカは一足お先に帰路についた。
結局傘を差しながらの会場散策にとどまり、フリマも早々と店じまい。
後からも何台もスカイラインが登場し、雨とは言え盛り上った方か。
午後3時を過ぎたあたりで段々帰っていく車が増えて行き我々もその一団の中にいた。
ファミレスによって談笑した後解散。
さらにこの後プラさんがこちらに来るとのことで待ち合わせして合流。レオーネで登場しさらに旧車ドライブは続く。
一度とまやん邸に車を置き、レオーネ1台でさらにドライブ。再びファミレスにて夕食を取り解散となった。
雨は一向に止む気配が無く終日降り続く。帰り道レオーネ(もちろんプラさん)と併走しても、視界が悪くあまり車のシルエットは確認できなかった。
甲州街道に出たところでプラさんともお別れし、駐車場へ。
今日一日手放せなかった傘をとって家路についた。
28日
本日は相模湖においてスカイライン勇士会主催のスカイラインミーティングに出かける。
試験があったために6年間も欠かさず参加していた岡谷(昔は横浜)のスカイラインミュージアムイベントは欠席したものの、相模湖は今回が2回目だ。
曇天模様の中、いつもの人達との集合場所である中央道石川PAへ向かって車を走らせた。調布のICより中央道に入り、相模湖方面へ向かって走っていると後ろから追い上げてくる車が――――ケンメリだ!
そう、ケンメリである。同じく白でオーバーフェンダーをまとったケンメリ。けたたましい排気音を奏でながら猛追してきた。
走行車線を走る自分の横をケンメリが追い越し車線で走って行く。実に感動的である(俺的に)。
ナンバーはなんと3ナンバー。やはりL型改なのか?
石川PAにつくと、なんとその3ナンバーケンメリが居た。待ち合わせまでは小一時間以上ある。一つ離れたスペースへ車を停めて軽く会釈。
薄汚れた自分のケンメリとは対照的に綺麗な白をまとっているケンメリ。
待っている時間を利用して、ウィンドの汚れを取るべくガラスコンパウンドをかけたりしていると、一台の車がうちと、3ナンバーケンメリの間に
入って駐車してきた。なんとまたケンメリ!
これまたシルバーの渋いケンメリの登場。石川PAにケンメリが3台並ぶさまはもう興奮を抑えられない。
見たことあるとは思うが、鶏並の記憶力なので名前が浮かばない。とりあえず挨拶を交わし、二言三言言葉を交わす。
当然今日の相模湖へ向かうのだと言う。で、おもむろに開いている2台のケンメリのボンネットの中を覗くと・・・
S20!?
なんと、3ナンバー車も、シルバーのケンメリもS20である!すっげー!(とりあえず驚くでしょう?)
2台ともGTRのエンブレムをつけていなかったが、それはまさしくS20。
その後2台とも先に出発し、毎度おなじみベガにて洗車をしているとR31のワゴンが隣に来た。この人もやはり相模湖行きでV35のライトブルーにオールペンされた綺麗な車だ。
しばらくして、いつものボンネットの青いジャパンやもりきんさんがご到着。
朝飯を食べて相模湖を目指した。
26日
今日は自分のケンメリの素性を調べるべく、陸運局へ向かう。
今までは、49年12月製造の、50年1月登録だと思っていたが、どうやらそうではないらしい。
ダッシュボード交換の際に見つけた
検 50 1 6 登
の文字が示す様に、この車は昭和50年になって製造されたものだと言うことがわかる。
それならば、自分は何代目のオーナーなのか?
なんだか結婚する相手の身辺調査(笑)みたいで気が引けるところも正直一部あったが、自分の愛車をより深く知るために練馬へ向けて走らせた。
平日の昼間、それも月末近い金曜日とあってか道は混み気味だ。
前日に地図で調べたルートを辿ってどんどん進む。
が、お約束というかなんというか、
やっぱり道に迷った。
ダイハツ時代、ミゼットにて行ったときはなんてことなく行ってたはずだが、下手にショートカットしようと思って、細い道を走ったのが行けなかったか。
本当に23区内か?と思わせる畑地帯に(練馬区の皆さんゴメンナサイ)焦りは募る。
まっすぐ行けばいいはずの道は、T字路に当たり右か左の決断を迫られる。
ち、地図だ!地図を見よう!
しかし、ケンメリに積んでいる地図は日本全国地図しかなかった。
焦る気持ち、もうすぐ会社へ行く時間が迫ってきている。
闇雲に進むうちに、なんとか見覚えのある景色に出会う。かつて仕事で何度か来た解体業者のある地域だ。
その時点で緊張感は一時解放されたが、会社への時間を考慮すると、既に迷っている暇も、仮に陸事へ行ってもお昼休みで業務をやってないかもしれない。そう思ったらもう戻るしかなかった。
会社に着いて、自分がどの辺まで行っていたかを調べたら

なんだよ〜結構近くまで行ってたじゃん!
自分の馬鹿さ加減を思いきり味わいつつ、その日の仕事をこなすのであった。
24日
今日は近所を一周。
前回あまり乗らずにいたのでたまには・・と思って。
特にネタは無しです。
14日
今日は美光ワークスで出しているシートカバーを取りつける。
これは純正のシートに被せるだけで張り替えたかのようになる優れもの。実は前に頼んだのだが違うものが送られてきて、やっと本来のものが届いたのだ。
カバーをつけるために早速純正シートを取り外す。今までにも何度も外していたのだが今回おもしろい発見があった。

左のネジ皿を見ていただくと丸いものがあるのがお分かりになるだろうか?(赤丸部分)
なんと100円玉発見!!
シートをばらすのは初めてではない。しかし今まで気づかなかった。
100円玉のやれ具合から私が購入した3年〜以内のもので無いことは明かだった。
なんとなく嬉しくなり記念に・・・なんてことはしても意味が無いので早速自販機でサイダーを飲ませてもらった。

フロントシートを外し、続いてリヤシートを外す。やはり日が当たるところは劣化が激しい。
普段はここに別のカバーをつけていたのだがそれもやはり焼けてしまっていた。
今回レザーカバーをつけることで車内の雰囲気がぐっと変わるに違いない。
期待を抱いて早速カバーを取りつける。
皮製品のせいかテンションがうまく張れずに角の部分が微妙にずれてしまう。しかしながら要領が悪くいまいちピンと張ることができない。
「なにかコツがいるのかな?」
そんなことを考えつつなんとか背もたれ、座席部分の取り付けが完了。
このまま2シーターワークス仕様に?
どう?これ良くない?良くないこれ?(byオザケン)
多少端っこがうまくいかなかったがなかなかの出来にまたまた口元が緩む。
引き続きフロントシートへカバーを取りつける。
シートバックのマガジンラックをパネルごと外してカバーを合わせる。
・・・・・・?
ヘッドレストの・・・・穴の位置が・・・・違うと思われ(^^;
嫌な予感がしてきた。
試しにヘッドレストにもカバーを当ててみる。
・・・・でかすぎないか?>カバー
リヤのシートがうまくはまらなかった。
ていうかあのカバーの模様ってどこかで見たことあるような・・・・・
ヘッドレストの穴の位置が違う。
ヘッドレストの大きさが違う。
・・・・これは・・・・もしかして・・・・・
箱スカ用!
ぐはっ(吐血)
やってくれるぜ、美光ワークス。2回も間違えてやがる。
結局判明した時点で作業は中断。家に戻って美光ワークスへ連絡。今週中に再度送るとの事。
なんだよ〜とがっくりしても仕方が無いので、今日は撤収。
11日
日曜日に無念の敗退を余儀なくされ途方にくれている自分に再び救いの手が!
なんとエンジンでお世話になった岩本さんがわざわざうちまで駆け付けてくれたのだ!
なんだか申し訳なさでいっぱい(いやいつもなんですが)既に秋も深まり暗くなるのも早くなっているのにも関わらず、お仕事でお疲れなのに
ケンメリの駐車場にて夜の作業が開始された(怪しい?)
懐中電灯と、駐車場の電灯、コインパーキングの看板を照らす灯りの3つを頼りに作業開始。
ボルトの位置関係などを岩本さんに説明。まずはグローブボックス側を取り付けてみることにした。しかしやはりメーター側が邪魔してはまらない。
しかし、よく見ると邪魔をしているのはメーター側のボルトだけでは無いようだ。

赤い部分が干渉している様だ。古いダッシュボードを見たらやはり赤い部分が削られている様だ。そしてそのついでに非常に興味深いものを見つけた。
ダッシュボードの裏にスタンプが押してあった。
検 50 1 6 登
どうやらダッシュボードが検品された日付らしい。もしくは現車体が作られた日なのか?
自分のケンメリの歴史に触れたようで嬉しかった。
しかし、そんな事に浸ってる間に岩本さんは手際よく作業を進め、ダッシュボードの赤い部分をカットし、私が浮かれてる間に取り付けを完了してしまった。(驚)
すげえ。
岩本さん以外にも徳さん、そしていつものとまやんさんとなんだか大掛かりな集合になってしまいちょっとしたオフ会気分。
ダッシュボードがついたところで後はオーナーの意地(?)を見せて組み上げまでは一気に行ない、なんとか完成。
完成したダッシュボードは美しい。見違えるようになったケンメリのダッシュボードに思わずニヤニヤ。他の皆はドキュソを見る視線だったような気が・・・・(笑)
全員を乗せて近所のファミレスまでテストドライブ。で、そこで晩飯。後からプラさんも登場して賑やかな晩飯になった。
駐車場に戻りそこで解散。時間もかなり遅くなってしまった。
皆がそれぞれ家路につき静けさを取り戻した駐車場。
毎度毎度いろんな人達に協力してもらって徐々に普通のレベル――0のところへ近づきつつある。
その過程で自分がどれだけ学ぶことができたか?
綺麗になったダッシュボードを見ながら、調子がよいエンジンと一緒に考えてみた次第で。
7日
エンジンの調子が良くなったついでに気を良くして内装も綺麗にしたくなり、ヤフオクで入手してから半年以上ほったらかしだったダッシュボードを取り付けることに。近所のカー用品店に行き友人に手伝ってもらいつつまずはその周囲をばらす。ヒーター吹き出し口(エアコンと書けないところが悲しい)を外し、グローブボックスや
メーターを外して行く。そしていよいよダッシュボードまで辿りついた。

ダッシュボードは11本のボルトで止まっておりそれらを一つ一つ外して行く。
全て外し終わる頃には辺りが暗くなり始めていたが外して組み上げるだけなら街灯の明かりだけでも十分だ。
しかし、上に持ち上げようともびくともしない。がっちり固定されている・・・・?整備要領書を見ながら外し忘れたボルトが無いかを調べていると、
ダッシュボードの上側、ちょうど窓の際にある曇り止めの吹き出し口のパネルが覆い被さっていて外れない様だ。
友人に外から見てもらいながら、ドライバーをビスに当てる。非常に微妙な角度なので少しチカラを入れそこなうと外れ、最悪ねじ山を嘗めてしまう危険もある。チカラの加減を調整しながらそーっと四本のねじを外すとパネルが外れた。
次はいよいよダッシュボードだ。長かった。
友人と同時にダッシュボードを持ち「せーのっ」で外すことに。
「せ〜〜のっ!」
・・・・・・外れない。
ボルトはしっかり固定されたまま。もちろんナットは外れているが動かない。
交換予定のスペアのダッシュボードを見るとメーター周りのボルトが垂直に近い状態になっているのに対して、グローブボックス周りはボルトの角度が寝ているのだ。
これ、どうやって外すんだ?
そんな疑問が頭に浮かぶ。しかしここまできたらやるしかない!
既に割れてしまっているダッシュボード。遠慮は要らない。力任せに上に引っ張ると案の定、亀裂が広がっていった。しかし、そのおかげで、
角度の異なる2種類のボルトを別々ではあるが外すことができた。
「よっしゃぁぁぁっ!!」
外した後、ケンメリの外に出て夕暮れの駐車場でガッツポーズ。こういう姿が暗くなると変なヒトが出るという噂に繋がるのだろうか?
しかし、まだ折り返し地点に来ただけなのでここからがラスト半分。友人を遅くまで引きとめるのも悪いのでさっさと作業を済ませることに。
ついに登場の新品ダッシュボード。埃や指紋など皆無の黒光りするそれに、思わずニヤリ。危ない(自分が)。
ビニール袋から取りだし先ほどまで古いダッシュボードがあった場所へ持って行く。カバーも亀裂も段差も無いフラットな面に酔いながらセット開始。
・・・・・・外す時、
あんなに苦労したのを
どうやってつけましょうか?
ボードをあてがった瞬間に困難考えが頭をよぎった。そうだ。外す時に苦労したのにつける時にすんなり行くわけが無い。
角度の違うボルトに苦戦は当然。今度は割って強引に付けるわけには行かない。あてがうばかりで右往左往。あっちをつければこっちがつかず。
思いがけず、ケンメリ乗りのFさんや先日お世話になった岩本さんに電話で尋ねてみる。しかしながら現状を口で説明するのには限界がある。
強引にやろうにも割れるのが恐くていまいち力がこもらない。進退極まり決断の時。
今日はここまで!(爆)
既に辺りは真っ暗。友人も帰らなければならないし現段階でのうまい解決策は見つからない。
助手席を倒してダッシュボードを寝かせて、友人は後部座席に座ってもらい無念の敗退。
しかし、この日は外しついでにメーター内の電球も新しいものに交換した。今までは暗くてよく見えなかったのは切れてはないが長年の使用により電球内部が煤?っぽい汚れで黒ずんでいた。それを新品に交換したのでメーターは見違えるほど見やすくなった。しかし剥き出しの状態は決してよいとは言えず・・・・・・・・次回こそは!
6日
先日、心不全により緊急入院したケンメリが驚くべき回復を見せたとの事で本日引き取りに。
先にミゼットの駐車場の正式手続きを行なうべく茨城へ。そこからケンメリが置いてある千葉へ向かう。
台車でお借りしたY31にはナビゲーションとエアコンという高級装備が付いているので、長い道中も楽楽だった。
千葉へいき、預け先の岩本さんと待ち合わせ。朝から何も食べずに来たので、待ち合わせ場所のコンビニで軽食を買い込む。レジに並んでいると
岩本さんがやってきた。
預けた時の汚い状態のケンメリとは打って変わって綺麗に洗車されたケンメリがそこに居た。
約2週間ぶりの対面。驚きと懐かしさと、嬉しさがこみ上げる。
岩本さんがキーを渡す際に説明してくれた。
「一発でかかるようになりましたよ」
エンジンのかかりが悪いケンメリは何度も何度もキーを捻り、ご機嫌が良くなったところでやっとエンジンがかかるコマリモノ。
しかし、ケンメリは一発でエンジンがかかった。何度も切ってはかけ、切ってはかけ繰り返す。今までのは最初はかかるもの二発目からは根競べ状態だったがそれも嘘の様に、当たり前の様にエンジンはかかる。
そしてケンメリ、セドリックともにオーナーがコックピットに座った。
駐車場から出る際にクラッチを踏み込む。
重い。
セドリックに比べて以上に重い。クラッチもいじってくれたのかな?そう考えながらゆっくりとバック。これくらいの低速だと必ず息継ぎ、いや喘息を起こすケンメリ。それを覚悟していたのだが・・・・一向に起こらない。
ウィンカーを出して店から出る。ゆっくり出る。しかし息継ぎは起こらない。
そしてハンドルを戻すと出ていたウィンカーが自動で戻った。オートキャンセラー・・・・今の車ではごくごく当然の車だが、ダッツンコンペステアリングに替えてるせいか、それが無かった。しかし今、目の前で勝手にウィンカーレバーが戻った。
キャブの吸気音も非常に静か。岩本さんに先導されてケンメリを走らせる。
低速時、停止中は必ずアクセルを過敏に吹かさなければ止まってしまいそうなケンメリも今日はその気配は全く無い。
出だしこそクラッチの重さに戸惑ったが、それ以外は先ほど運転していたセドリックと全く変わりない。
そう、極めて普通の車だ。
しかし、最後に会った時とは全くの別物だ。
特にアクセルレスポンスは驚くべき改善。いや、これが本来の姿なのか?
にやつく顔が抑え切れない。
しばらく走って停めてエンジンを切る。
岩本さんと話してボンネットを開ける。
そこには見なれない、しかし非常に欲しかった物がついていた。
エアクリーナーである。
キャブファンネルがほぼ剥き出し状態だったエンジンにエアクリーナがーついていた。これが吸気音が静かになった理由なんだ。
懸念の電磁ポンプも安定している様だ。
すばらしい。
しばらく話しをした後に、さらに欲しかったあるアイテムを頂いてしまった。(これに関しては後日記す)
再び岩本さんと移動し、岩本さんの家の庭へ移動。
安定している様子の電磁ポンプをヤフオクで落札したニスモのキャブ用電磁ポンプへ替える。
この作業も再び岩本さん任せ。一人お好み焼きパンを食べる俺。今日も見てるだけのドキュソ。
既に日が暮れてなのに、作業を続けてくれる岩本さん、もう頭が上がらないです(感謝)
ニスモポンプを取りつけ動作チェックも完了。
その後ファミレスにて遅い夕食。
そして帰還。高速道路に乗り、アクセルを踏む。先ほど試せなかった高速走行を試して見る。
高速を走るとバックファイヤ時に戻されるような感覚があったが、やはりそのような減少はちっとも起きない。
狐につままれたような・・・・なんとも言えない昂揚感。
今まで何をやっていたんだろう?
ケンメリが手元に来てから3年と3ヶ月。
シートを替えたりオーディオをつけたり、先輩にエンジンをOHしてもらったり・・・・しかし、ここまでの感動はあっただろうか。
もちろん、破れていた純正シートからケーニッヒのセミバケットシートに替えた時の、コーナーリング(高速道路の合流程度だが)でのホールド感、ふんばりは違った。MDデッキをつけてお気に入りの音楽でドライブした感動も忘れない。ルームランプの電球を替えただけで、室内は明るくなったし、
オルタネーターを直したおかげで、発電も安定、怪しいオイル添加剤を入れて効果の程に半信半疑、GTXエンブレムを買って自己満足、ヤフオクで絶版パーツを落札する為に競ったり、ディーラーで思いがけずパーツを定価で買えて入荷が待ち遠しかったり、ケンメリミニカー買ったり、ケンメリチョロQ買ったり(以下略)・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
しかし、ここまで劇的に車が変わったのは初めてだ。
自分が今までやっていたことが何だったのか?解からなくなる。
ちなみに岩本さんに聞いたところ、
セルのかかりが悪いのはセルモーターの不調ではなく、配線がおかしかったこと。
息継ぎの原因は、キャブではなく、燃圧でもなく(どちらも要素は十分含んでいたので全く関係無くは無いが)、点火時期がおかしかったこと。
そして、キャブのファンネルが短いために空気の流速が発生せずに十分な空気が送り込まれていなかった、
と同時にキャブのジェット(燃料を供給するところです)の番手が低く、十分な燃料が送り込まれていなかったこと。
(これは以前先輩に見てもらったときに燃費が悪いから燃料を絞ってくれと言う素人考えで先輩にお願いしたことが仇になった。)
ウィンカーのオートキャンセラーはステアリングに小加工することで改善できたこと、とのこと。
今まで見えるところばかりを、いや良かれと思ってやったことが実は何の効果も成していなかったそれどころか不調の原因とさえなっていたことが恥ずかしい。
何の為に整備書を買ったのか、綺麗な手のひらを見てふと思う。
もっといじらなければ・・・まだまだケンメリのことが、エンジンのことが何もわかってない俺。
もっとがんばろう。これからも。
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