ケンメリレポート ’03年05月
16日
本日はエンジンを診てもらうためにダイハツ時代の先輩のところへケンメリを入院させる。
ボディカバーのおかげで中は綺麗・・・なんだけど、全く水分を通さないわけではないらしくそこそこ湿っていた。しかしボディカバーのくぼみに堆積した
汚れを見るとそれだけ砂や誇りを防いでもらってると言う事実。
水分を含んだ状態でのボディカバーの収納は初めて。当然自分の服にも水滴が付着するが5万円もしたボディカバーだと扱いも慎重。
やっとの思いでとランクに収納、即座に運転席に座って一呼吸。
先日プラグは磨き済み、カムカバーも磨き済み。カムカバーは関係ないけどなぜか、いつもよりエンジンの具合が良い予感・・・。
ナビを始動させ、目的地をセット。そういえば初めてナビシステム(※このころのソニーのナビはナビと言っても自分で目的地、経由地、進行方向をセットするものでルート探索などはしてくれません。当時売ってるときはいかにもルート探索してくれるっぽくPOPが並んでたんですけどね)
を使うなあと周囲が白くにごった液晶を見ながら経由地を設定。
VICSなどのハイカラな機能はついていないので、ラジオの交通情報が頼り、というか大した迂回路もないのでお気に入りのCDをかけながら走った方が無難。小雨の降る中大通りを走っていった。
思いのほか道は空いており(もちろん所々で渋滞はしたけど)予定時刻内に先輩の営業所に到着。
自分にとって古巣のようなものだが、さすがに違う営業所でさらに3年経ってると知っている顔は少ない。
たまたま巡回できていたMACツールの営業の人がケンメリを興味深げに眺めていたり、そこの整備の人達がすれ違いざま(既に工場に入庫済み)
に口々に「すげーーー!」なんて言われるとちょっと誇らしげである。オールペンして良かった(馬鹿)
症状を伝え、ボンネットを開ける。空ぶかしをして様子を見る先輩。
キャブの吸気音が昼休みの場内にこだまする。タペット調整などを含めてとりあえず中を見てみるということに。
週明けくらいには連絡をいただけるとのことで、そのまま預けて電車で帰還。
15日
雨だよ。がっくり。(昨日のレポートの最後参照)
14日
出社前にケンメリの元へ行き、エンジンルームの清掃を敢行。
前前より気にはなっていたがボディの復活&9ヶ月の放置プレイ、昨今のプラグコード取りつけなどで汚れを再認知し
その除去に挑戦。
というのも、先月、コーションステッカーを貼る際にコンパウンドで磨いたところ汚れが綺麗に落ちたのでちょっとがんばってやって見ようと思ったのだ。
半分磨いた図。
下にあるプラグコード取り付け時の写真と比べるとかなり綺麗になっているのがおわかりだろうか?
バルクヘッド側は陰になってるせいもあるがかなり汚い。
さらに誇りまみれだったカムカバーもコンパウンドで磨く。
以前も挑戦したがあれからだいぶ経ってるのでもう一度。
メッキ処理した奴には勝てないけどそれなりに自分で磨いていると愛着も沸くし、
少しずつ光ってくるのがまた楽しい。
会社に行く前にこんな事やってる俺って・・・(^^;
ちなみにこの日は時間の都合でここまでしかできなかった。
キャブ側の方は昔の吹き返しのガソリンが付着したままである。
先日フィルターを交換したエアクリもパネル部分に塗装ミストがついていたので一緒に除去。
やはりメッキ処理された奴は美しい。
カムカバーやインマニをメッキ処理してるショー仕立てのエンジンにちょっと引かれつつある今日この頃。
エンジンを見てニヤニヤしてるところで予定の時間をオーバーしてる事に気づく。
慌ててボディカバーを被せて戻る。続きは明日だ!
11日
昨日に引き続き、本日も友人宅にて作業。
交換したプラグコードの実力は果たして?
出発前にプラグチェック。
最近はこれが日課になっている(いまさら)
3番プラグは相変わらずかぶり気味。こればかりはコードの問題ではないので仕方なし。
ワイヤーブラシで煤を落とし再度装着。
こちらは4番のプラグ。こっちはちゃんと焼けてる模様。
エンジンのピストンリングの方の問題と思われるが、もしかしたらキャブのほうにも異常が・・・?
いろんな人の話を聞き、いろんな原因を想像するも結局はフタを開けて見ないとわからない。
詮索しても仕方がないので今できることをやることにした。
サンデードライバーに阻まれながら友人宅へ到着。
本日はケンメリブレーキオイル交換、及び友人のレガシーへアーシング取り付け作業である。
先にフレアレンチなどを買いに工具のお店では有名なアストロプロダクツへ向かう。
で、フレアレンチ発見。げ、以外と高い・・・(1740円)・・・さらに、ケンメリのブレーキ部分のサイズを失念。ココでも人任せであることが露呈してしまった。(確か10mmだったような・・・)
サイズが不明だったので今日は友人の工具でやって後日買いに来ようという結論に達し、小物を買って店を後にする。
友人宅へ戻り、作業開始。まずはレガシーのアーシングからだ。
事前にHPで調べた個所をリストアップし取り付け個所を決める。ケンメリと違ってボルトやボディが錆びてないのでそのままつけても効果ありそうだ。
ケンメリは各所が錆びているのでもしかして・・。
と作業を始めようとすると額や頬に何かが触れる。
そう、雨が降ってきた。
最近は作業開始しようと思うと雨に降られるという雨男パターンが樹立している。今年の俺は雨男?
結局作業を中断し友人宅内で時間を潰していると雨が止んだ。
これ幸いにと作業開始。なんとか取付の作業は完了した。
しかし地面が濡れてしまい、砂利のためにここでジャッキアップしてブレーキオイル交換というのはいささかメンドイという結論に達し
ケンメリ側の作業は中止。
変わりに外していたアース線を再度取り付けてみた。
オルタネータ部分に取り付けて見た。
ちなみにこのボルトを緩めるとベルトの張りなどがおかしくなりそうなので
飛び出ていたボルトの部分にナットをかまして共締めするような形で固定した。
紙やすりで削ってブレーキクリーナー→接点クリーナーを吹きつける。
前回施工したアーシングに関しても適当にやっつけ仕事でやった部分が多々あるため
(毎回アマイ仕事してます・・・)
近々にやり直して見たくなってきた。
アーシングを施工された友人の車―レガシーBH5にて近くのカー用品店へテストドライブ。
助手席からでもわかったのがオーディオの音質向上。これは確かに違っていた。
お互い半信半疑だったので疑心暗鬼になりつつ
「よ、よくなったよね?ね?」
と言い合う姿は三十路前とは思えない(幼い)。
他にもオーナーは2速発進時のトルクの向上を体感したようだ。
本来の力に近づけるのが目的のおまじない系イジリだが、適度な値段でアース線が入手できれば試してもいいかも。
帰り道はアース線が一本増えたケンメリ。
こちらの効果のほうは・・・あまりわからん(当然だ)
駐車場に戻りケンメリの中でしばらくメモ書き。先日交換したフィルターやらワイパーの記録をノートにまとめる。
その後ケンメリ乗りのSさん、Junさんと合流。プチお披露目をしつつ深夜遅くまでケンメリ談義をして解散。
ちなみにこの時誰もケンメリに乗ってないという・・・
10日
やっと休みだ。早速昨日届いた物を取りつける。
まずはこれ。
太巻きではないですよ?たまご焼きでもないですよ?
新しいエアクリーナーである。
何事も諦めずにやれるところまで挑戦ということで・・・
再びエアクリーナーを装着。
赤色が眩しい。
これでとりあえず走れるようになったので本日の作業を手伝ってもらう友人宅へ出発。
さらに今日はブレーキオイルの交換をもくろんでいた。
友人宅へ到着し、作業開始。
ブレーキオイルの前に昨日届いたMSDのプラグコードをつけることに。
一人でやるより二人でやった方が作業もはかどるというものだ。
カシメについてなにかコツでもあるかと、先にこのプラグコードを購入していたケンメリシルバーのJunさんに連絡してみた。
俺:あ、あのMSDのプラグコードのカシメなんですけど・・・
Junさん:え?うちのは最初からカシメてあったけど・・・・
・・・・おやおや?
どうやら俺が買ったのは汎用6気筒用、JunさんはL6用を買ったらしい。カシメに関しては適度の大きさのプライヤーで代用可とのこと。
長さを適度に調節してカシメ作業、と思ったらそんなに長さも変わらないっぽい・・・(1番のプラグコード)
結局下手にカットせずにそのまま取りつける事に。二人でせっせとカシメ作業。
6本のコードが終わると、コイルからデスビへつながるコードも当然交換。
その時コイル側の端子を覗いたその時
コイルの中にガトーショコラが。
写真は撮ってないけどデスビキャップの方には氷砂糖みたいなのが付着していた。
よくこんな状態で通電していたなあ・・・
これじゃ自作ノロジーもイリジウムプラグもハイテンションコードもちゃんと効果を発揮していたのかいささか疑問である。
ていうか、こういうところをノーチェックの俺も激しく疑問だが(自爆)
プラグコードの方は頻繁に交換したのにコイル―デスビ間のコードはほとんど未交換。
端子の劣化具合が全てを物語る。
十分に放電させたところでコイルを取り外しブレーキクリーナーとマイナスドライバーで
ガトーショコラ(錆)を取り除く。放電させたとは言えイマイチ不安は残る。
ごりごりやってるうちに写真の方に綺麗になっていった。
これで少しは通電性も元に戻るだろう。
デスビキャップ側も同じように清掃。キャップの裏側もヤスリがけしたあとにブレーキクリーナを塗布。
組みあがったプラグコードを取りつける。順番を間違えないように1本1本・・・・
完成!
・・・と、思ったら・・・やっぱり・・コードの長さを合わせてカットしないと・・・・激しくカッコ悪い。
結局カシメた金具を丁寧に外してコードをカット。
手抜きの結果が二度手間となる。非常に効率の悪い俺。
そして、再度調節してとりつけた。
多少長さにばらつきはあるが、ノーカットの時よりは全然収まりが良い。
ちなみに1番だけはノーカットで行けたのだが、2番以降は全て長すぎて駄目だった。
室内と同じく、エンジンルームも手付かずで9ヶ月放置状態だったのだ。
ここまで作業を行ったところで日が暮れてしまった。
結局ブレーキ関係の作業は明日に持ち越しと言う事で本日は帰還。
9日
仕事が終わり家に戻ると届け物が。
プラグコードキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
先日発注した新しいプラグコード。これで火花もばっちりか?
中を開けると自分でカシメるタイプだった。
おいおい、アーシングの時にカシメに苦労したのに・・・(´Д`;)
マニュアルは・・・英語かよ!
英検3級の俺の実力を持っても解読は難解を極めた。
さらにこの日もう一つの荷物が届けられていた・・・・。
7日
思わず風邪引いてダウン。医者行って薬もらったら即効安定。さすが医者。
ちょい元気になったところでエアクリを探しに近所のオートテックへ。久しぶりのR33出動。しかしながらここにはFORZA製品はなかった(扱ってない)。
踵を返して三鷹のスーパーオートバックスへ。こちらにはFORZA製品は大量に売っている。
が、
今時ソレックス40Φ用のエアクリーナーなど売ってるのだろうか。
もちろん、そんなものが売ってるとは思ってないので流用を考える。
ちなみに寸法を測ったところ、長さは49.5cm、幅は4cmのスポンジが3本必要な計算だ。
これを採寸できる大きさの別車種のフィルターを買えばいいのだ。ふふふ(やや勝ち誇り気味)
早速売り場に到着。メジャー片手に採寸開始。
一番でかい奴に目をつけてメジャーを当てる。縦の長さは31cm、横幅は16cm・・・駄目。
次にめぼしい奴を発見。縦の長さは29cm、横の幅は17cm・・・・駄目。
ていうか、縦49.5cmなんてノーマルのエアクリじゃあないような気がする。
店員に聞いても返って来る言葉は決まってるので聞くだけ無駄だし、ましてやソレックス用と言っても通じるかどうか・・・
諦めてファンネルでもつけようかな?
とりあえず、この日はすごすごと退散。
5日
連休中、大学の先輩の家にお邪魔していたのでちょっとケンメリから離れる。
ボディカバーをはぐってエンジン始動。今日からはしっかりとアイドリング。
しかしながらいつもと同じアイドリングの感じ、そう5気筒バージョンっぽいのだ(汗)
一度停めた後に懸念の3番プラグを外して確認。やはり煤で真っ黒。なぜに3番だけなのだ?
年のために5番を外して確認。こちらは狐色になっている。
昔は2番だけが酷かったが今度は3番か・・・
3番を再度装着してエンジン再始動。これこれ、大黒の帰りに味わったあの感覚だ。
三鷹のスーパーオートバックスへ行き、ワイヤーブラシ、コネクタ配線類そしてブレーキフルードを購入。
今日は一人なので長いもすることなくあっさりUターン。連休最後の日でもそこそこ道は混んでいる。
駐車場に戻り、ちょっと作業開始。
70年代アイテムとしてアンテナをつけようと思い、配線いじり。
あくまでもアイテムですよアイテム。つまり格好だけのアンテナです!
アンテナはとりあえず置いておいて、エンジンの方に回る。
写真を見て何かお気づきだろうか。
突込み所はたくさんあるだろうが今回はエアクリーナーに注目してみた。
以前岩本さんにエンジンを見ていただいた時におまけでつけてもらったのだがあれから既に2年以上経過。フィルターの色も赤黒くなっている。
もしかしてこういった吸気抵抗も関係してるのでは?
と思い立ったが吉日。外して見た。
お弁当箱を外した状態。ここぞとばかりにキャブクリーナーを吹きかけ茶色くこびりついているガソリンを洗い落とす。
変わった匂いのキャブクリーナーも揮発したものを直接吸いこむと
呼吸困難に陥るので注意(おまえだけだ)
クリーナーにより溶けて茶色い液体になった汚れがヒートプレートの上を伝う。
それをウエスでふき取る。そんな作業の繰り返し。楽しい。
ジェットのところもだいぶ茶色くなっていた。
キャブクリーナーをかけるだけで見る見る綺麗になっていくのは気持ち良い。
しかしこの溶剤の臭いで気持ち良くなるとマズイので一箇所やったらボンネット
より顔をそむけて深呼吸。
キャブのほうの作業はこれくらいにして、3つのお弁当箱を持ちかえって残りは家での作業。
金具よりフィルターを取り外して中性洗剤で洗浄。
水につけた側から水が真っ黒に変色。さらにフィルターに付着した細かいごみが・・
あれ?ごみと言うよりスポンジが・・・・いや、でも洗ってるんだから大丈夫だろう。
何度か洗って使えるのが、このFORZAのすごいと・・・こ・・ろ・・
なんだけど・・・・
どう見ても使用限界過ぎてるように見える・・・
かなり厳しい状態であることを再確認。そんな状態でずっと使っていた自分は猛省。
これは交換したほうがよいなあ・・
しかしながら、ソレックス40Φ用のFORZAのクリーナーが21世紀のこのご時世に売っているのだろうか?
とりあえずは探しに行かないと・・・
ヤフオクなどで売っているクリーナー関係も全てこのような状態なんだろうか?
2日
今日は大黒PAにてケンメリお披露目会。
お披露目なんて言うと偉そうだが、まあ
「僕のケンメリ綺麗になったでしょ見て見て〜」
といった趣向。頭悪そう。
車も綺麗、エンジンも大丈夫。準備万端、ボディカバーを外していざ出陣。
駐車場からゆっくり出て、まずはガソリンスタンドで給油。以前より燃費が悪くなったなあと思いながら給油する。
給油完了後、スタンドの兄ちゃんがお困りの様子。給油口が閉まらないのだ。
「こんなのでいいんですかね?」
キャップを載せただけでフタを閉めようとするアンちゃん。これだから給油時は立ち会わないと恐い。
自分で給油口を閉めて車に乗りこむ。久しぶりのこの感覚。
大通りに出て、一気に第3車線へ。大黒方向とは逆のためにUターンの必要があるためだ。
車体を反転させ、大黒方面へ向かう。GWのせいか第一車線にはパトカーがいた。浮かれて速度違反する奴でも捕まえるのだろうか。
信号で止まり、青になったところで発進。さっきのパトカーもいることだし、ゆっくり発進。もたついてるわけではないですよ?
すると後ろで赤色灯がケバケバしく点滅。
「あー、右と左の車が結構抜き去るように走ったからなあ・・・」
目の前で捕り物が始まるのかと、バックミラーでパトカーを観察。しかし交通の流れに乗れないのかパトカーはいつまで立っても
車線変更しない。
「じゃあ、緊急車両優先ってことで俺がどけということですか?」
そう思って車線を一つ左へ。これでパトカーがさっさと抜いて行くのかと思ったらまだ後ろにいる。なんてタイミングの悪いやつだ。
バックミラーをやれやれと思って見ているとパッシング。どいてあげたのに無礼な奴だ。
しばらく走ってるとエンジン音にまじってなにかが聞こえる。
そこの・・・・白いスカイライン・・・・・りなさい・・
あれ?
もしかして、
ボクのことですか?
全く身に覚えが無いので悠然と走っていたが、どうやらパトカーは俺に用があったようだ。
とりあえず、車を左端に止めて車から降りて行く。
なんと足立ナンバーのパトカーには3人もの公務員が乗車していた。
「なにかありましたか?」
こうたずねると、リーダー格っぽい太った公務員が答える。
君の車、これ違法改造でしょ。駄目だよ、タイヤはみ出てるじゃないの!
改造車取締りキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
ケンメリ購入当初に、いつこう入ったイベント(?)が発生するかと思っていたが、なんと5年目、しかもレストア明けにして初の摘発(?)である。
前は突っ込まれたらこう言う風に答えようとかいろいろネタがあったのだが、そのネタも全部忘れてしまって素での対応を迫られた。
いや、はみ出てませんけど・・・・(本当)
俺の返答にムキになる公務員。
いや、後ろから見てたんだよ、これじゃあ、駄目だよ。車検通らないよ。そういう車がこういうオーバーフェンダー付けてごまかすんだよ。
そうがなる公務員殿にちょっとビビリながら、答える俺。
いや、はみ出てませんってば。それにオーバーフェンダーだって公認とってますよ(本当)
なんなら車検証みせましょうか?
ちなみに文章で読むと冷静に思えるが、かなりびびってた。しかしながらやましい事は無いので対応は笑顔ではきはきと。
車検証をじっくり見る太った公務員。その横でもう一人のメガネの公務員が言う。
「いやー、綺麗に乗ってるねえ。懐かしいねえ」
さらにもう一人ひょろっとした公務員が言う。
「これいくらくらいで買ったの?」
残り二人を放置しつつ、太った公務員に説明する俺。
見てください!ここの車幅これはGTRと同じ車幅なんです。つまりGTRは最初からオーバーフェンダーがついてるわけでして。
「でも、君の車はGTRじゃないでしょ。」
( ´Д⊂
言葉の暴力発動。
この太った公務員は何を見てGTRを判断したのか?ガラスが透明じゃないからか?排気音が明らかにL型だからか?
それとも助手席がバケットになってないからか?俺が貧相な顔立ちでRオーナーには見えないからか?
いろいろ考察した結果ただ単にGTXのバッジを見たからだった。
おそらくR仕様、Rバッジ付けてれば今回のイベントは起こらなかったかもしれない(まじで)。
めげることなく説明を続ける俺。つーか、説明と言うよりオタトークに近いものがあったのは言うまでも無い。
「いやー、最近さ、この辺で物騒な事件が起きてるでしょ。だからね、こうやって協力してもらってるのよ。」
物騒な事件ってなんですか?
「いろいろあるんだよ?知らない?」
全く持って知らん。ていうか、物騒な事件の犯人がケンメリに乗ってるのだろうか?
それにしても、なぜに足立ナンバーのパトカーが杉並区で捜査活動をしているのかが
激しく疑問。思わずその辺について尋ねてみた。
「いや、広域捜査だからいいんだよ」
本当だろうか。警視庁って書いてあるけど・・・品川ナンバーじゃないパトカーもいるんだ。
車幅とタイヤの疑惑が解決した所で今度は車内捜索を申し入れられた。
「ちょっと車内と、トランク見せてもらってもいいかな?」
ええー、どうぞどうぞ!
探しても彼らの探し物はまず入ってないのでどうどうと見せる。ここで木刀やらナイフが出てくれば彼らは小躍りして喜ぶ事だろう。というかスカラー波のステッカーを本日ネタで貼って行こうと思っていたが止めておいて良かった。
太った公務員、コンソールボックスかき回すは、いすの下を調べるわで忙しそう。
メガネの公務員が再び口を開く。
「いやー、綺麗に乗ってるよね〜、こんなに綺麗なの見たこと無いよ」
「こういう車にナビがついてると不思議な感じだね〜」
本日のお披露目会第1号のギャラリーは公務員の人になった。
「こ、これは、9ヶ月もの間レストアで預けてまして・・・」「こ、こだわりの純正色塗装で・・・」
ここでネタ発動。とりあえず車が手元に来たばかりというのを装って、いろいろオーバーアクションでネタ披露。
この時すでに先ほどの恐怖心は消えていた。
「この車いくら位するの?」
ひょろ公務員は放置した。
あらされるだけでは癪なので、記念撮影をお願いした。しかし電池が切れかかってて撮れたのは上の2枚だけ。ちょっと残念。
トランクは収納にえらく苦労したボディカバーが入っているのでその苦労を訴えて隙間から覗いてもらうようにした。
粗探しも終了したところで、太った公務員が一言。
「いやー、イイ車に乗ってるね。でもね、これはマズイよ。白いヘルメット被ったお巡りさんいるでしょ(交通機動隊のこと?)
あの人達だったら見逃してくれないよ?
俺だったらやましいことなく堂々と乗るなら最寄の警察に言って
「この車で大丈夫ですか」って聞いてOKをもらって乗るね。そしたらこう言う事があっても、○○警察でOKもらいました!って言えるじゃない。」
太った公務員殿は最後に電波な発言を始めた。
正直あまり関わりたくないし、大黒の時間もあるのでさらりと交わしたいところだがついつい、一言聞いてみた。
「あ、あのー、それって警察毎にOKマークみたいなのがもらえたりするんですか?」
「いや、そんなのはないけどさ、保証をもらってればどうどうと乗れるじゃない」
「あ、あのー、じゃあ、車検通っててもそういうのがないと駄目なんですか?」
「いや、そうじゃないけどさ俺だったらそうするってことで。」
摩訶不思議な雰囲気と同時にこれ以上関わるのは時間の無駄と判断。
「綺麗に乗ってるね〜がんばって乗ってください」
「これいくら位するんですか?」
ひょろ公務員はどうしても値段が気になるらしい。
150万円に倍くらいの値段かけて維持してます。
どうも、お仕事ご苦労様でしたっ!
笑顔で挨拶をして、実は内心敬礼とかしてみたかったけどそれは痛過ぎなので止めておいた。
最後のひょろ公務員の質問に答えてあげて、彼らは公用車に戻って行った。
停められた当初はビビリまくりだったものの、徐々に主導権がこちらにシフトしてきた辺りからだんだん面白くなってきたのも事実。
環8辺りについたときは一人車内で笑いがこみ上げる。
しかしGWだし、それでなくても目立つ車なのでやっぱり目をつけられやすいのか?
用心しながら第3京浜に乗る。ここでも走行車線をマターリと走り、オバちゃんが運転するBMWが追いぬいて行っても知らん顔。
料金所を通過し、以前スピンした神奈川首都高合流のところを感慨深く通過。以前にはなかったポールがスピンした場所を埋めるように並んでいた。
3000回転のままのぼーっと走り、ベイブリッジに差し掛かる辺りで合流のためにアクセルを踏み込む。バックミラーに映る白煙。
この白煙がずーっと続いているのが非常に気になる。
大黒PAに到着。相変わらずの喧騒。非常に大黒らしい。
パーキングに入り、車を止めると窓をたたく音が。ケンメリノーマルフェンダーのジャジャケンさんである。
デュアルさん、ハマケンさんもセカンドカーで来ていただいていた。
早速車をジャジャケンさんの隣に止めて談笑。
その後、230グロの大さん、Y30バンで登場の徳さん、ジャパンもりきんさん、イッケーさん、MAXさん、とまやんさん、230グロHT船越さん、DR30で登場のプラさんなど多くの方に集まっていただいた。感謝m(__)m
仕上がりに対する誉め言葉(注:俺が仕上げたわけじゃないけど)に有頂天になっているところ、エンジン始動のリクエスト。
ぶぉーーん、とかけたところイッケーさん、もりきんさんが駆け寄ってきて一言。
とねさん、これ1気筒死んでない?
What!?
もりきんさんがさっそくエンジン側に回りプラグコードを抜いて確認。
どうやら3番のプラグに火が飛んでないようだ。
プラグレンチでてきぱきとプラグを外すと、なんとプラグは真っ黒に被りまくり。
・・・・・・・・・Oh,jesus!
全てのプラグを外して確認。(もりきんさん)
どれもこれも真っ黒!
旧車には必須のメンテナンスをどれだけ怠っていたかが如実に示されてしまった瞬間。
相変わらず見てるだけの俺。
偶然、以前購入した新しいプラグを積んでいたので早速交換(もりきんさん)
新品のプラグは隙間がばらばらだから調整する必要があるんですよ〜(byもりきんさん)
なにも知らずにそのまま付けていた俺(画面右下)
さらにプラグコードの方もリーク個所が発見されたので交換(もりきんさん)
この時ついていたプラグコードも、交換用のプラグコードももりきんさんのものである。
で、見てるだけの俺。(ただひたすらぼーぜんと)
以前、手賀沼で実力を教えてもらった時にもりきんさんからプラグコードを借りていたのだが自分で交換することなく2年以上経過。
その間にプラグコードを買う時間も余裕もあったような・・・(懺悔)
全て交換した後に、再度エンジン始動。あれ?エンジンの音が・・・ち、違う!?
さらに吹け上がりもスムーズ。ひょっとして、俺は
長野から帰ってきてからの3週間、ずっと5気筒で走っていたんですか!?
5気筒でも走るL型の頑丈さに感謝しつつ、よくそんな状態で100km/h以上の速度が出たなぁと感心するやら呆れるやら。
白煙はどうやらこれが原因である可能性が高い。というか、オーナーの頭が既に白煙と同じくらい真っ白。
エンジンのチェックの際にふかして3番シリンダー内の溜まったスラッジを燃やしてみる。やっぱり白煙が出るのだがしばらくすると
だんだん出なくなってくる。それまでの間、後ろに停めていた船越号に白煙アタック(めっちゃスミマセン)
これは9ヶ月のブランクが起こした錯覚か、それともいつも通りの展開なのか?
ケンメリのお披露目がオーナーの馬鹿さ加減をさらけ出す結果となり、ショック死。
小雨がぱらつき始め、族車やバンパーが無い傷だらけの、それでもリヤガラスにVIPと書いてある埼玉ナンバーの車が多数襲来。
俺の車が違法改造で停められたのに彼らの車はお咎め無しなのか、なんて考えるだけ無駄なので止めた。
そろそろお開きモードで一台、また一台と大黒を後にする。
うなだれた気持ちとは裏腹に、行きとは段違いのエンジンの吹けあがりに思わずハァハァ。
第3京浜に乗ったところでぐっとアクセルを踏み込むと白煙は多少出るものの、全く違う加速を見せるケンメリ。
ミニカーやナビより、もっと先にやる事があったんじゃないんですか?そんな自問自答が頭をよぎる。
それにしても、違う、全然違う。手賀沼以来での劇的な変化に今回こそは学んだ事があったと思う。
途中都築のPAに立ち寄る。先行していた大さんよりの連絡でここにスーパーカーが集結しているとのこと。
なんとカウンタックを始め、ミウラ、デトマソパンテーラ、さらには箱セダンGTRなど普段お目にかかれないスーパーカーが
目の前に勢ぞろい。まるで幼少の頃読んだ絵本からそのまま飛び出してきたかのようである。
すげーーミウラだ!俺こんなのに乗れたら死んでもイイ・・・
シグナルグランプリ程度で負けるパンテーラなんかそうはお目にかかれないからな、
などと、サーキットの狼のセリフをぶつぶつ言いながらスーパーカー軍の中を闊歩する怪しい集団。
スーパーカーを堪能して先ほどの出来事など既に忘却のかなた(おい)
適度にハァハァしながら帰宅。
少し付着している雨雫をふき取りボディカバーをかける。
まだまだやる事はたくさんあることを認識しつつ、ケンメリを後にする。
1日
本日は夜勤明けでいつもなら朝帰ってきて夕方まで寝てる・・・予定だが、
ケンメリいじりたくてお昼には起床。
今日はナビの取り付けを行う。
ケンメリにナビというと若干ミスマッチな感があるが自分の使い勝手が良いようにして何が悪い!(誰も悪いなんて言ってません)
現在のナビだと車側から各種センサーや信号をピックアップしているのだが、ケンメリにはコンピューターらしいものなどついていないので
GPSのみのナビしかつかないのである。
(しかし、後にポータブルナビの存在を知り、シガーソケットの接続のみで現代の機能と同等のものがあることを知りショック死。卑屈に旧型をチョイスする必要性も無かったようで・・・・)
まずはアンテナのGPSのアンテナの台座にもなる鉄板を黒で塗装。プラモ感覚で塗ったら塗装が古かったらしく気泡が入りまくり。
黒くはなったがイボガエルみたいで気持ち悪い。
GPSのアンテナはトランク、屋根に設置するのが一番感度が良いのだが表に出したくないのでリヤのトリム部分に鉄板を曲げて設置。
アンテナの周りが鉄板だと衛星からの電波の乱反射を防ぎ受信感度が良くなる・・・・・だそうだ。
ネットで検索して得た情報。
ドアを開けた状態で作業がしたいのでとりあえず、いつも利用するコイン洗車場へ。
分散的なGWのためか、ただ単に平日のためか洗車場は空いていた。
早速停めて作業開始。
黒い鉄板がアースプレートを兼ねた台座。ガラス部分からスピーカーなどを置いてある
トリムまでだいぶ高さがあるのでここに設置。
ケンメリのリヤガラスが寝ているのが電波受信には反って好都合。
GPSアンテナを通すためにリヤシートを外してみた。
アンテナをなるべく目立たないように配線。
リヤトリムより内装に沿って配線。シートの下側を這わせてナビユニットまで持ってくる。
ナビユニットは助手席の下に設置。トランクはガラクタ類で満杯なのでここに設置。
なんか、ナビの設置なんてHP作ってると現行車のページみたいな気分になってきた。
でも、旧車らしいネタも対して持ち合わせてないから、逆に新鮮かも?
今回のキモである(自分的に)モニタの設置。
ケンメリのダッシュボードは湾曲しているためフラットな部分がなくモニタの設置はかなり悩んだ。
悩んだ挙句に決めたのがダッシュボード。
丁度良く配線を這わせる事が出きる穴も開いていた。
当初はダッシュボード内に設置する予定だったが運転中に見えないので
結局パネルを開いた状態でパネル場に設置。ナビ程度の重さなら特に問題は無い様子。
衛星の受信状態も良好。
あとはモニターの外周が白くなっているのを何とかすればOK。
取り付けを終えて帰り際にナビを起動させたまま帰宅。
高架下などに入ると受信ができない点もあるが、一度受信すればほぼそのまま現在地を示してくれるので遠出した時など、助かるかもしれない。
(以前町田の山中で迷ったこともあったし)
イベントなどの時はダッシュボードの中に隠してごまかす予定。て、別に隠す事も無いんだけど心情的になんとなく(チキン)
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